彼に思いの丈を伝えても
彼からの返事は つれない そっけない
やんわりと拒まれる そのたびに
胸が締め付けられるように せつなく 苦しい
彼の言葉と心は違うって 分かっているはずなのに
やっぱり 言葉で拒まれると傷ついてしまう
彼の心と言葉が ひとつに重なる日は
いったい いつ訪れるのだろう
もう行かないで
そばにいて
窓のそばで腕を組んで
雪のような星が降るわ
素敵ね
もう愛せないと
言うのなら
友だちでも
かまわないわ
強がっても
ふるえるのよ
声が・・・
ああ時の河を
渡る船に
オールはない
流されてく
横たわった髪に胸に
降りつもるわ星の破片
もう一瞬で燃えつきて
あとは
灰になってもいい
わがままだと
叱らないで
今は・・・
ああ時の河を
渡る船に
オールはない
流されてく
やさしい眼で
見つめ返す
二人きりの星降る町
行かないで
そばにいて
おとなしくしてるから
せめて朝の陽が
射すまで
ここにいて 眠り顔を
見ていたいの