彼の言葉はピアノの調べ

帰り道の車の中で、ふと…

彼の事を思い出した。





昨日のブログ記事

彼だったら

どんな綺麗な言葉に直してくれるかな…





昨夜は気持ちがこもりすぎちゃって

今日、読み直してちょっと反省。

私は口が悪い

彼と出会ったおかげで言葉使いが良くなったと思う。

彼は、私の言葉を綺麗な言葉に変換する達人だった。

私の言葉を少年マンガに描かれた効果音だとする。

「ドーン！」「ゴォーッ！！」のように

直接・端的でインパクトのある言葉。

幼稚で短絡的と言うこともできるかな。

しかし彼は私のそれを、ものの見事に美しい音楽の旋律に変えて

心地よい曲が流れるような返事をしたためては私によく返してきた。



《王子は私の汚い言葉を綺麗に変換する達人だな》



そう伝えたこともあった。

同じ事を伝えるのでも、言葉の選び方ひとつでこんなにも違うこと。

私では思い付きもしない言い回し。

彼との会話は本当に勉強になった。



頭ごなしに叱られたりするよりも

自分を恥じるように自ら気付きを得た方が

人間は素直に欠点を直せるのだと思う。

そして、その方が自らの糧になる。

様々な気付きは自分の財産。

一生の宝物となり己を豊かにしてくれる。




私と彼のように直接の面識がなく

文字を通しての会話が唯一の接点だと

なおさら言葉のひとつひとつが大切になるのかもしれない。

文章って人柄がそのまま出るよね。

文字は無機質だけど

その中に温もりや息遣い、表情など…

その人の様々なものを感じ取れる。

だからかな、私は映像より文字が好き。





彼は人を育てたり導く事に長けている人なのだなぁ…

改めて、しみじみと感じてる。

彼が今の私に育ててくれたんだな。

彼のような良い人に出会えて私は本当に幸せ者だ