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Channel: 宇宙の森~ありのままをあるがままに~
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ふたつのカップ

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テーブルに、ふたつ並んだマグカップ…


イメージ 1



嬉しいなぁ…(涙)





独り暮らしを始めて3年目。

初めて実姉が遊びに来てくれた。





生保の担当さん以来、二人目のお客様。





実家の妹と揉めてしまい、追い出されるように始めた独り暮らし。

実家から車で5分の距離。

引っ越ししていても、ずっと無視されて全部ひとりで荷物を運んでた。

早く出ていけと言われてるようで、いたたまれなかった。

私がパパと離婚するのを待っていたかのようなタイミングだった。





あれから2年半…





実家の母は、最初の頃に数回、連絡をくれた。

「遊びにおいでよ」と場所を教えても「場所が分からない」といつも答えが返ってきた。

知らないうちに実家の妹に赤ちゃんが産まれていた。

そんな事も知らずに実家にケーキを買って行ったら、出てきた母と玄関先で数分、話しただけで家にあげてはもらえなかった。

母も、姉も教えてはくれなかった。

妹に赤ちゃんが産まれたのを教えてくれたのは、赤の他人だった。





そこまで疎まれているんだ…





離婚を繰り返し、うつ病を患う私は、実家の家族にとっては迷惑で恥でしかないんだろう。

自業自得だと諦めようと思いながら…実家のために身を削ってきた自分の人生がバカらしくなった…

虚しい…その一言。




それからしばらくした桜の咲く春に、私は彼の元に戻れた。





彼とツインレイだと判ったあと、とぷすさんのサイトを読んだ。

とぷすさんも実家の家族とうまくいかなかったけど、それを克服したらしい。

私のブロックのひとつは、実家の家族なのかな…

この問題を克服しなきゃ、彼には会えないのかな…




向かい合うのも辛く、逃げてしまいたい問題。

でも…と勇気を出して、数年、疎遠だった姉に連絡をして再会したのは去年の春。




そして今日、姉が遊びに来てくれた。





この部屋に人がいる事の嬉しさ。

他ならぬ実家の家族だという嬉しさ。

我が子の写真が溢れる大切な空間だから…人を入れるのが怖くもあったけど。

大好きな姉と、いっぱい話せた事が…本当に嬉しかった。





カップ、片付けたくないな…




お彼岸だから、死んだ父からのプレゼントだったのかな…





ありがとう…お父さん。

心配かけてごめんね。

できの悪い情けない娘で、ごめんね…

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